【小論文対策①】過去5年の出題傾向から読み解く!コンクリート主任技士試験の必勝テーマ(2020〜2024年)

【第Ⅰ部】コンクリート技士・主任技士

(※本記事は2020年〜2024年の出題傾向を分析したものです。最新の2025年の問題が公開され次第、内容をアップデートする予定です!)

本ブログの「4-3.勉強方法と対策(小論文)」でも触れましたが、今回はコンクリート主任技士試験における「小論文の出題傾向」に焦点を当てて、より具体的に整理していきます。

■ はじめに:小論文は「1題勝負」の時代へ

2020年以降、コロナ禍の影響で試験時間が短縮され、小論文は従来の「2題解答」から「1題解答(または選択式)」へと変更されました。この形式は現在まで続いており、出題されるテーマや文章構成にも「明確な一定の傾向」が見られます。

過去5年間の問題を振り返り、試験委員が受験生に何を求めているのかを丸裸にしていきましょう。


■ 年度別・小論文の出題テーマと特徴(2020〜2024年)

✅ 2020年:テーマ選択型

  • テーマ:「環境負荷低減」「耐久性向上」「生産性向上」から1つを選択。
  • ポイント: 以降のトレンドとなる「環境・耐久性・生産性」という3本柱が提示されました。得意分野を選べる形式です。

✅ 2021年:テーマ固定型

  • テーマ:「環境負荷低減に関する取組み」
  • ポイント: パリ協定や温室効果ガス削減目標を踏まえ、環境問題(持続可能性)への対応が強く求められた年です。

✅ 2022年:SDGs特化型

  • テーマ:SDGsの17目標から2つを選択し、それぞれについて業務との関係と貢献策を述べる。
  • 特徴:国際的な視点を取り入れ、社会的課題とコンクリート技術を結びつける力を問う。

✅ 2023年:現代の2大テーマ選択型

  • テーマ: Ⅰ)環境負荷低減 または Ⅱ)i-ConstructionやDXによる生産性向上
  • ポイント: 脱炭素(カーボンニュートラル)と、建設業界のデジタル化(DX・生産性向上)という、国交省が推進する2大キーワードがそのまま出題されました。

✅ 2024年:現場のリアルな課題型

  • テーマ: Ⅰ)気候変動に対応した品質確保 または Ⅱ)コンクリート分野を魅力的にする技術的方策
  • ポイント: 猛暑や異常気象への対応(品質確保)と、深刻な人手不足への対応(魅力向上=担い手確保)という、現場直結の課題がテーマになりました。

    ■ 分析結果:毎年の「鉄板キーワード」と「構成の型」

    過去5年の流れを見ると、小論文は単なる技術知識の暗記ではなく、「社会課題に対して、主任技士としてどうアプローチするか」が問われていることがわかります。

    💡 押さえるべき5大キーワード

    出題の背景にあるのは常に社会的要請です。以下のキーワードに関する自分の意見(持ちネタ)を用意しておくことが必須です。

    1. 環境(脱炭素・カーボンニュートラル)
    2. 持続可能性(SDGs・長寿命化)
    3. 生産性(DX・i-Construction)
    4. 品質(気候変動・異常気象への対応)
    5. 人材(担い手確保・魅力向上)

    💡 指定される「構成の定型化」

    また、解答に求められる構成(文字数配分)も、ほぼ以下の「4部構成」で固定化されています。

    1. テーマ記述(1~2行)
    2. 技術的知識(350~450字)
    3. 業務との関係(250~350字)
    4. 今後の展望または貢献策(150~200字)

    ■ まとめと対策のポイント

    近年の小論文は、「環境負荷低減」「生産性向上」「品質確保」が毎年のように形を変えて登場する超重要テーマです。

    これらを攻略するためのステップは以下の3つです。

    • 過去問のテーマ(SDGsやカーボンニュートラル等)の背景知識を整理する。
    • 自分のリアルな業務経験と、①のテーマを論理的に結びつける練習をする。
    • 決められた文字数(特に技術的知識400字、業務関連300字)でまとめる文章力を養う。

    「でも、どうやって文章を組み立てればいいの?」と悩む方も多いと思います。

    そこで次回は、どんなテーマが出ても対応できる「小論文の万能テンプレート」をご紹介します!

    👉 次回予告 【小論文対策②】小論文対策の始め方と実践法【環境・生産性・品質テーマ対応】 (※短時間で書ける「型」とサンプル解答を公開します。お楽しみに!)

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