12-2 コンクリートの施工 打込み・締固め・仕上げ

【第Ⅰ部】コンクリート技士・主任技士

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打込み

一般事項

  • 鉄筋や型枠が所定の位置から動かないように注意する。
  • 打込んだコンクリートを型枠内で横移動させてはならない。
  • 材料分離が認められた場合は、適切な対策を講じる。
  • 打ち上がり面は、できるだけ水平になるように注意して打ち込む。
  • 2層以上に分けて打ち込む場合は、上層と下層が一体となるよう施工する。

  • コールドジョイントを防ぐため、施工区画・供給能力・打ち重ね時間を計画する。
  • 型枠が高い場合は、投入口や縦シュートを設け、自由落下高さは1.5m以下とする。
  • ブリーディング水がある場合は、除去してから次の打込みを行う。
  • 打上がり速度は30分あたり1.0~1.5m程度が標準。
  • 壁・柱とスラブ・梁が連続する場合は、沈下後にスラブ・梁を打ち込む。
  • 地面に直接打ち込む場合は、ならしコンクリートを敷く。

上記は、主にコンクリート標準示方書〔施工編〕で規定されている内容です。

締固め

  • 原則として棒状バイブレータを使用する。
  • 型枠に近い場所では型枠バイブレータを使用する。
  • 締固め作業高さを超えないように足場や方法を検討する。
  • せき板に接する部分は平坦な表面になるように締固める。
  • 打ち重ね時は、バイブレータを下層に10cm程度挿入する。
  • 挿入間隔と振動時間を定め、徐々に引き抜いて穴が残らないようにする。
  • 再振動は、コンクリートがまだ可塑性を保っている適切な時期に行う。

継目(打継ぎ)

  • 打継ぎ部は構造的に一体化しにくく、水密性や耐久性の欠陥となりやすい。
  • 計画的に位置・施工方法を定めることが重要。

仕上げ

  • 締固め後、しみ出た水がなくなるまで仕上げを行わない。
  • 固まり始める前に発生したひび割れは、タンピングと再仕上げで修復する。
  • 滑らかで密実な表面が求められる場合は、コンクリートの硬化が進んだ段階で金ごて仕上げを行う。

✅ 試験対策のポイント

  • 打込み時の注意点:自由落下高さ(1.5m以下)、打上がり速度(30分あたり1.0~1.5m)、ブリーディング水の除去など。
  • 締固めの方法:バイブレータの種類(棒状・型枠)、挿入方法、再振動のタイミング。
  • 打継ぎ部の注意点:構造的一体化、水密性・耐久性の確保、計画的な施工。
  • 仕上げのタイミング:ブリーディング水がなくなってから、ひび割れの修復、金ごて仕上げのタイミング。

解いてみよう

理解度を確認するために、以下の過去問題に挑戦してみましょう。
四肢択一の過去問題です。正解と思う設問の○をクリックまたはタップしてください。解き終わったら「回答」をクリックまたはタップすると解答が表示されます。

施工(打込み・締固め・仕上げ))に関する問題です。

コンクリートの打重ねおよび、打継ぎに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

コンクリート締固めに用いる振動機に関する次の一般的な記述のうち、適当なものはどれか。

コンクリートの打込み上面の仕上げに関する次の一般的な記述のうち、適当なものはどれか。

コンクリートの打継ぎに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

コンクリートの締固めに関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。

コンクリートの表面仕上げに関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。