13-7 35℃を超える暑中コンクリート

【第Ⅰ部】コンクリート技士・主任技士
💡【試験対策】この分野は「得点差がつく重要テーマです」

コンクリート技士・主任技士試験では、
・頻出項目
・ひっかけ問題
・暗記精度
で得点差がつきます。

▶ 実際によくあるパターン
・理解しているのに解けない
・本番で数値を間違える
・復習が追いつかない

▶ 短時間で得点力に変えたい方へ
暗記カード+穴埋め問題で
“試験で解ける状態”まで整理できます

👉 コンクリート技士・主任技士ドリルはこちら
(マガジンなら今単品より約70%お得)

※直前期に取りこぼしやすい分野なので早めの対策がおすすめです

🌡️ 35℃を超える暑中コンクリートとは

通常、暑中コンクリートでは打込み時のコンクリート温度の上限は35℃とされています。これは、特別な対策を講じない場合、以下のような不具合が発生するリスクがあるためです。

⚠️ 35℃超過による主なリスク

  • 運搬中のスランプ低下による充填不良
  • 空気量の減少による凍害のリスク
  • 早期凝結によるコールドジョイントの発生
  • 表面水の蒸発によるプラスチック収縮ひび割れ
  • 温度ひび割れの発生

🧪 混和剤の使用による温度緩和

土木学会規準JSCE-D 504※に準じた試験で、所定の性能を満たす混和剤を使用することで、打込み時の温度上限を38℃まで緩和することが可能です。
(※暑中環境下におけるコンクリートのスランプの経時変化・凝結特性に関する混和剤の試験方法)

ただし、以下の条件を満たす必要があります:

  • 流動性を保持し、凝結を遅延できる性能を有すること
  • 過度な凝結遅延(硬化不良など)を防ぐため、適用する下限温度を設定しておくこと
  • 気温が下がり、コンクリート温度が35℃未満になる場合は、通常の暑中コンクリートの配合に戻すこと

混和剤に求める基準

🔍 使用時の留意点

混和剤を使用するだけでは不十分であり、従来の暑中コンクリート対策を併用することが前提です。

実施すべき対策例:

  • 材料や器具の冷却、および直射日光を防ぐ日よけの設置
  • 早朝や夜間の打込みへの工程変更
  • 各施工段階(運搬・荷卸し・打込み・仕上げ・養生)での厳密な温度管理
  • 作業員への熱中症対策(水分補給、適切な休憩、服装の工夫など)

📝まとめ

このように、混和剤の使用による温度緩和は有効な手段ですが、総合的な施工管理と安全対策が不可欠です。
適切な材料選定とハード・ソフト両面の現場対応を組み合わせることで、品質と安全性の両立が可能になります。