13-8 流動化コンクリート

【第Ⅰ部】コンクリート技士・主任技士
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💧 流動化コンクリートとは

流動化コンクリートとは、あらかじめ練り混ぜたベースコンクリート流動化剤を添加・再攪拌することで、流動性を高めたコンクリートです。

  • ベースコンクリートは原則としてAEコンクリートを使用。
  • 配合や流動化剤の添加量は、所要の品質を満たすよう試験で決定します。

🔍 特徴と注意点

スランプの変化に注意

  • 通常のAE減水剤を用いたコンクリートに比べ、スランプの経時変化(低下)が大きい
  • 流動化剤の添加時期や施工方法に特別な注意が必要です。

スランプの基準

  • スランプ増大量:原則10cm以下(標準は5~8cm)
  • 流動化後のスランプ:18cm以下
  • コールドジョイントの発生に注意

🧪 使用される流動化剤

  • 現在市販されている主な流動化剤は、ポリカルボン酸系です。

🔁 再流動化の扱い

  • スランプが著しく低下した場合でも、原則として再流動化は不可
  • ただし、事前に試験で影響を確認している場合に限り、1回だけ再添加が可能です(トラックアジテータ内で再添加・再攪拌)。

⏱️ 打込み時間の目安

  • 外気温25℃未満:30分以内に打ち終えることが望ましい
  • 外気温25℃以上:同様に30分以内が目安

まとめ

このように、流動化コンクリートは施工性を高める有効な手段ですが、スランプ管理や添加タイミング、施工時間の厳守が品質確保の鍵となります。
適切な材料選定と現場管理を徹底することで、その効果を最大限に引き出すことができます。